2019年6月9日
パニック障害の認知行動療法
2)選択的注意の振り分け法
パニック発作時に不安や身体変化に注意が選択的に向けられており、これを逸らす方法である。
注意は大きくは一つの事象に集中すし、他の事象には軽度しか集中出来ないこの為に、注意を逸らすことが出来れば、不安を軽減できるのである。
例えば、満員電車やバスに乗車する場合に音楽プレーヤーや本、新聞を使用することによって注意を逸らすことは良く見受けられる。
但し、音楽プレイヤーや本が無いと乗車出来なくなってはいけないので、徐々にこういった使用を控えていく必要がある。