2019年6月9日
摂食障害の精神病理(他疾患との関係)
摂食障害、自傷行為、アルコールや薬物依存は密接な関係があるとされる。
衝動性や自罰的であることは双極性障害の急峻に発散されるエネルギー放出の傾向、統合失調症の自己否定的妄想的解釈、女性が本質的に持っている外部に対する暴力的エネルギー放出の困難さが関係しているのではないか。
又、アルコールや薬物依存に関しては、アルコールや特定の薬物が気分高揚作用があり、特に双極性障害患者はこの作用が顕著であり依存症となり易いと考える。