2019年6月9日
不眠症
A. 入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、慢性的に非回復性または睡眠の質の悪さの訴えがある。
小児では睡眠困難がしばしば養育者から報告され、就寝時のぐずりや1人で眠れない等のこともある。
B. 上記の睡眠困難は、睡眠に適切な状況、環境に係らずしばしば生じる。
C. 患者は夜間睡眠困難と関連した日中機能の障害を以下の少なくとも1つの形で報告する。
1)疲労感、不快感
2)注意力、集中力、記憶力の低下
3)日中の眠気
4)社会的、職業的機能低下、または学業低下
5)気分の障害またはいらいら感
6)動機づけ(モチベーション)、活動性、積極性の減弱
7)仕事のミスや運転中の事故のおこし易さ
8)睡眠不足による緊張、頭痛、胃消化器症状
9)睡眠についての心配、悩み等