引きこもりに関係すると言われる精神疾患 不安障害 発達障害 人格障害 統合失調症 欝病 双極性障害 適応障害 等が挙げられる。 一見、これらの精神疾患が様々な形で引きこもりに関与するように考えやすいが、寧ろ根本的な疾患がありその表現形態として他の精神疾患の形態を露呈すると考えるべきである。 特に重要なことはDSM等の診断基準に該当しない統合失調症、双極性障害を如何に捉え、他の関連する精神疾患や引きこもりの症状を階層的に診断し、優先順位をつけて治療戦略を立てるかということである。