2019年6月9日
①両親は、根本的に引きこもり児童に対してある程度は基本的対応が一致していなければならない。
②この為には、両親の仲がある程度、良好で引きこもり児に対する対応を頻回に話し合うことが出来ることが不可欠である。
③両親の関係は、理想として児に取り込まれ対人関係上のお手本になる。
④両親の安定した対人関係が児の両親から無条件に受け入れられる精神的安定を確保して、児の外に向かう挑戦を後押しする。
⑤親が常時仲が良好であるはずはないのだが、人は努力しつつ対人関係を維持すること、つまり「対人関係が悪化しても努力すれば関係を修復できる」という自信を養うべき目標となることが重要である。
⑥基本的に親は「good enough mother and father]であれば十分。完全に理想的な親であるべきということではない。
⑦但し、あまりに両親の関係が悪い場合には児を互いに味方につけ夫婦喧嘩に巻き込んでゆくこともある。
⑧母親と父親は担う役割の違いを理解し、互いに補うことが重要である。
⑨児がひきこもる不安、児の養育のストレスは大きなものであり、これに耐える為にも両親の助け合い、支えあいは重要である。