福岡県粕屋郡新宮町(福岡市東区隣接)の心療内科・精神科のこころのクリニックゆめです。
こころのクリニック ゆめ
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認知行動療法

認知行動療法
①リラクセーション法
1)筋弛緩法;肩、腕、手、顔、足等順に先ず80%程度筋肉に力を込めた後に弛緩させる。
2)呼吸法;ゆっくりとした腹式呼吸を行う。
3)自律訓練法:自己催眠法(以下の順に公式を行う方法)
背景公式ゆったりした姿勢で深呼吸をして、気持ちを落ち着けていき、
第1公式(手足を重く感じる)
第2公式(手足が温かく感じる)
第3公式{心臓の鼓動を静かに感じる)
第4公式(呼吸を楽にできる)
第5公式(お腹が温かく感じる)
第6公式(額が涼しく感じる)を順に行ってゆきます。
②暴露法(エクスポージャー)
不安が高まっても、動機、過呼吸等の身体症状が極まっても、命に別状はなく気が狂ったりすることはない。
又、このような不安感や、身体症状はいくらひどい状況ににあっても、時間をかければ必ず改善、消失する。
この為に、不安や、身体症状が出現してもその場に留まって症状が改善するまで耐える方法である。
パニック発作が起こっても耐えられるという自信をつけることによって不安を軽減する。
1)不安階層表を作成する(最も重度の不安を100点とし、全くない場合を0点として、場面、状況毎に不安に点数をつける)。
2)但し、不安が重度の場合は原則的には薬物療法を行い不安を軽減した後に行う方が得策である。
3)又、出来るだけ不安の少ない場面、状況より行うことが早道であり、いざという時に助けてくれる援助者、同伴者をお願いすることも導入時には有用である。