2019年6月9日
統合失調症の注意障害と自明性の喪失
焦点化や持続的情報処理が障害されることにより、情報処理の遅延や不完全な処理が起こる。
不完全な処理はその背後にある感情に修飾され、悲観的、被害的な結論へと導かれる可能性を示唆する。
又、その処理が不完全で一定、一様でない為に、何度同じ事象、刺激を受けても新しいもののように錯覚することがある。
言い換えれば、その刺激に対する慣れやパターン化が困難であることを意味する。
このパターン化は客観性であり、間主観性であり、これを欠落することは、とりも直さず自明性の喪失を示唆する。
自分自身とは、この世界とはという根幹的命題を失うことにもなる。