2019年6月9日
自我を無条件に支持、受容してもらう安心感が必要である。
これには、当然に周囲、両親の努力が必要なことは言うまでもないが、個人的には、その「個人」の持つ客観的受容性・感受性、耐久性も必要となる。
現在の発展した物質優先・利益優先社会に於いて、「個人」を優しく受容する家族や社会の包容力は悲しいほど低下している.
家庭、社会の包容力の重要性を伝えようにも、これを幸福にも受容したことがあって、その重要性を体験したものでなければ他に伝えることは出来ないのである。
.こういった意味で、増々自我を成長させることが困難な時代となっており、引きこもりが増加している所以でもある.