いじめ対策
①出来るだけ事実を客観的に把握する
②いじめられる子の安全を確保する
③いじめのレベルを判定する
④情報源はいじめを心配している方とする
⑤いじめのリーダーに引き込まれ、いじめる側に回った子、いじめを傍観していた子への対策;いじめる側に回った子、いじめを傍観していた子をターゲットにして実話(本人達が直接関与したものではないもの)の説明やロールプレイ等を行う。
自分がその場に居合わせた場合(いじめる側に回った場合、いじめを傍観していた場合)
1)どういう気持ちになるのか
2)いじめる側の気持ちは(どうしていじめたいのか、いじめても問題ないと何故思ったか)
3)いじめられる側の気持ち
4)どう行動すべきか(いじめの勧誘を上手く断るには、いじめる子と距離をとるためには、いじめを傍観してよいか)
を話し合う
⑥いじめられた子のサポート
1)自分が悪いからいじめられたと自己嫌悪に陥らないように支持的に接する
2)いじめた側に問題があることを保障
3)いじめられた時の状況、気持ちを上手く説明できるように手伝う
4)何時でも気軽に相談出来ること、いじめられた子の安全を保障することを伝える
5)対人関係の方向性を示す(クラス、集団における評価を上げる方法)、いじめられた時の対策を教える
★相手のいじめのパターンを分析して予期し、反論を何パターンか考えておく
★いじめを相手にしない
★危険な場合は回避行動を素早くとる
★その後、先生に直ぐに報告する
★集団に於いて掃除や人の嫌がることを積極的にしてみたり、困った友人の世話を積極的にしたり、いじめた子にも親切にすることも一つの方法
⑦いじめた子へのサポート
1)本人の言い分を十分に聞く
2)ストレスによって忍耐力が低下し、周囲からの共感を得難い為に、そのストレスのはけ口として周囲を扇動していじめを行っている
この為、生活環境全般に渡って、ストレスがないかを把握し、あれば環境調整を行う
ストレス発散法を一緒に考える
3)いじめを行い、自分の周囲を支配することで自尊心を維持しようとしている
自尊心を尊重しつつ、いじめを行うことで周囲は委縮し、真の友人になることは有り得ないことを理解させる
4)ストレスを持続的に受けている為、扇動は出来ても共感性が低下、感情のコントロールがうまく出来ない
共感のある対応を強化、いらいらした際の感情の表出方法を一緒に考える