2019年6月9日
パニック障害
他の精神疾患との併発
鬱病、躁鬱病、統合失調症等、緊張感、不安を呈す様々な精神疾患で合併しやすくなります。基礎疾患の重症度が高いと、緊張感、不安感が高くなり、併発するパニック障害の重症度(頻度が多く、持続時間は長く)は高くなり易くなります。
つまり、基礎となる精神疾患が改善すればパニック障害も改善する傾向にあるのです。
又、基礎疾患が軽度で安定していても、パニック発作を発現すると、公共交通機関を利用出来なくなったり、高速道路や渋滞路を運転できなくなったりして、日常生活に支障を生じることが多くなり、自信を喪失して鬱状態となり、結果、基礎疾患の悪化を招いてしまうことは多いのです。