2019年6月9日
援助を行うべきは専門家か
①援助を専門家が行うことは望ましいことではあるものの、その条件は限定的である。
②援助が必要な条件は、多様化しており、様々な者が援助することが必要である。
③援助を行い人格を互いに成長させることに意義を見出す者を育成することが必要である。
援助の目的
①多種の選択肢をあげることが出来、自分で選択した道を歩み、問題を解決し、危機に向き合えるように導くこと。
援助者が気をつけること
①相談者が現時点で、どの程度自立していて、自分で自分のことが出来るのか。
②どうすれば、相談者の依存性を強化せずに支えとなれるか。
③この時点で、相手のどういうニーズや理由づけが、自分を援助したいと駆り立てるのか。
④相手が援助を求めているように見えなかったり、自虐的な行為に走っている場合に、どこまで援助すべきか。
⑤人は自分に対して無頓着となったり、自己破壊的な行為をする権利を有しているのだろうか、仮に、持っているとして、その結果として、社会的・経済的な損害を背負うことになる、家族や、社会はどんな影響をうけるのか。
⑥個人の責任と選択の問題に対して、自分はどういう意見をもっているのか。
⑦自分の援助を求めている者に対して、どういう形で責任をとるのか。