日記
2014年2月2日
パニック障害とは
【1】パニック障害とは 何の前触れもなく、突然のパニック発作(動悸、窒息感、胸痛、喉の詰まり等の身体症状)が出現し、それがあまりに強烈な恐怖の為、これを繰り返すようになるのです。 通常の身体変化を強烈な恐怖を覚えた為に、以後、病的に捉えてしまうようになるのです(例えば、不安な場面や緊張した場面で脈がやや高くなった際に、これを病的に捉え心臓が停止してしまうのではという恐怖に襲われるのです。)。 強烈な恐怖を覚えたり、発作がくりかえされることにより予期不安(また発作が繰返されるのではないかという不安)が形成されます。 発作を起こしそうな、助けを求められそうでない場所や乗り物、例えば電車や逃げ出すことが出来ない人ごみやエレベーターを避けるようになるのです(広場恐怖)。 この状態が長く続くと、1人での外出が不能となったり、自身を喪失して鬱状態へと進展することがあります。
2014年2月8日
【2】パニック発作の成因
【2】パニック発作の成因 いきなり家でTVを観ている時にパニック発作が出現することもあり、何が発症の決定的要因かは、不明です。 少なくとも不安感や緊張感を生じやすい場面では、身体変化が大きくなり、その身体変化を病的に捉え易くなります。 一旦、身体変化を病的に捉えてしまうと随伴する強烈で自己コントロールが不能な恐怖の為に、以後、小さな身体変化でも簡単にパニック発作が起こるようになります。 また、その恐怖が再燃するのではないか、恐怖から逃げられないのではと考えることにより緊張感が高まって、結果身体変化が大きくなりパニック発作が起こるようになるのです。
2014年2月16日
他の精神疾患との併発
パニック障害 他の精神疾患との併発 鬱病、躁鬱病、統合失調症等、緊張感、不安を呈す様々な精神疾患で合併しやすくなります。基礎疾患の重症度が高いと、緊張感、不安感が高くなり、併発するパニック障害の重症度(頻度が多く、持続時間は長く)は高くなり易くなります。 つまり、基礎となる精神疾患が改善すればパニック障害も改善する傾向にあるのです。 又、基礎疾患が軽度で安定していても、パニック発作を発現すると、公共交通機関を利用出来なくなったり、高速道路や渋滞路を運転できなくなったりして、日常生活に支障を生じることが多くなり、自信を喪失して鬱状態となり、結果、基礎疾患の悪化を招いてしまうことは多いのです。

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