日記
2014年9月14日
新型鬱病に対するアンチテーゼ批判に対して過敏、ひきこもりに関して
新型鬱病に対するアンチテーゼ批判に対して過敏、ひきこもりに関して ⑤批判に対して過敏、ひきこもり(気分障害のエピソードの間だけに限定されるものではない)、著しい社会的または職業的障害であるが、これも双極性障害や統合失調症、発達障害にも認められる。 双極性障害の場合気分が正常域であっても、人の目が気になることは多い。勿論、鬱状態の場合は程度は重い。 根本的に統合失調症の症状であり、自明性の喪失、間主観性の喪失、客観性の歪により人の評価を気にしすぎる。悪化すれば被害妄想へと進行する。 双極性障害の多くはこの症状を認めることが多く、これが精神病一元論の正当性を示唆する。 発達障害~不登校もやはり、この症状を認め、双極性障害である可能性を強く示唆し、精神病一元論は更に広がりを持つこととなる。
2014年9月21日
新型鬱病に対するアンチテーゼ、同一のエピソードの間にメランコリー型の特徴をともなうもの、または緊張病性の特徴をともなうものの診断基準を満たさない。に対して
新型鬱病に対するアンチテーゼ ⑥同一のエピソードの間にメランコリー型の特徴をともなうもの、または緊張病性の特徴をともなうものの診断基準を満たさない。 メランコリー型鬱病の特徴を伴うもの、すなわち自責的で控えめな性格が災いする典型的な鬱病を除外しようとしたものだが、やはり、双極性障害、統合失調症では他罰的、被害的であることが多い。 新型鬱病は批判に対して過敏であるが、他罰的という特徴を持っており、被害的であったり、自己内省に欠けるとも言え、人格の未熟さも示唆するものの、双極性障害、統合失調症等の内省を欠く疾患を先ず想定しなければならない。 緊張病性の特徴(緊張病性興奮、緊張病性昏迷)、すなわち極端な症状を呈す双極性障害や統合失調症を鑑別するものである。 完全に双極性障害や明らかなⅠ型双極性障害や自制の効かない興奮状態を伴った統合失調症は、一目瞭然に鑑別可能であるが、双極性障害の大多数は、Ⅱ型双極性障害であると考えられる。 このⅡ型双極性障害を敢えて除外していないところに新型鬱病の大きな問題点があると言えるし、実際に新型鬱病は双極性障害や統合失調症であるとも言える。
2014年9月28日
【2】新型鬱病の治療は的確か。
【2】新型鬱病の治療は的確か。 ①新型鬱病には、薬物療法はあまり効果がないと言われています。 私には新型鬱病は双極性障害や統合失調症がベースの鬱状態を呈する疾患のグループであり、やや人格的な未熟さを含んでいる疾患と考えられ、薬物療法もある程度は効果もあると考えます。 ②又。マイルドな直面化(自分の置かれた現実に気づき、現実的で前向きに問題を解決する)を行うべきとも言われています。 もっと直接的な表現をすれば、優しく、「怠けないで頑張って行きましょうね。それしか方法はありませんね。」と言っているのです。 治療者は患者様を理解し、患者様側に寄り添って治療をしなければ、患者様は治療意欲を失ってしまうでしょう。前向きにならなければならないのは分かっている、前向きになれないから治療をしに来ているのに。と言われそうです。 根本的に前向きになれない患者様に叱咤激励を余儀なくする必要は全くなく、このようなカテゴリーの疾患を肯定することは精神疾患を治療する前提を無視するものです。 患者様への陰性(嫌悪感)の感情を露わにするものであり、戒めなければならないものと言えます。

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