日記
2014年11月17日
妊娠・授乳に対する向精神病薬の使用について(松島英介先生著)
妊娠・授乳に対する向精神病薬の使用について(松島英介先生著) ⑥向精神薬以外の影響 (1)アルコール アルコールは容易に胎盤を通過して、母体と同じ血中濃度となる。 早産、低体重児、FAS(成長不足、発達遅滞、眼裂の狭小化、小頭症等)や学習障害、異常行動等の機能異常が残存。 授乳婦の飲酒によってアルコール中毒症状、出血、肥満、成長遅滞、満月様顔貌等が発現する。 妊娠・授乳期間に渡り飲酒は避けなければならない。
2014年11月24日
妊娠・授乳に対する向精神病薬の使用について(松島英介先生著)
妊娠・授乳に対する向精神病薬の使用について(松島英介先生著) (2)煙草 喫煙習慣により自然流産、周産期の胎児死亡率が高くなる。早産、低体重児となるリスクも高い。 ニコチンは末梢血管を収縮させ胎盤の血流量が低下したり、胎児の呼吸中枢の発達を障害する。 一酸化炭素は一酸化炭素ヘモグロビンを形成し低酸素血症を招く。 受動喫煙も同様の結果を招来する。 授乳婦の喫煙では母乳量の低下や乳汁へのニコチン移行によりニコチン中毒症状(嘔吐、下痢、腹痛、頻脈、顔面蒼白、不機嫌)が発現する。
2014年11月30日
妊娠・授乳に対する向精神病薬の使用について(松島英介先生著)
妊娠・授乳に対する向精神病薬の使用について(松島英介先生著) (3)コーヒーや栄養ドリンク コーヒーや紅茶、コーラ、栄養ドリンク等に含まれるカフェインは胎児に与える影響が大きい。 特にコーヒー1日5杯以上で低体重児となることがある。 (4)ストレス 母体がストレスを受けると早産、低体重児となる恐れがある。 (5)メチル水銀 食物連鎖により大型魚類に蓄積される。胎児の中枢神経系に影響を及ぼす為、メカジキやマグロでは80gを週に一回(寿司一貫或いは刺身5切れ)に制限する必要がある。

ご予約
アクセス
上部へ
メニュー