日記
2014年12月7日
摂食障害 摂食障害の分類①
摂食障害 摂食障害の分類①
①異食症
乳幼児期の子供が、ゴミや小さなおもちゃ、紙、粘土、石、排泄物など食べ物ではないもの(栄養価のない異物)を選好して食べようとする障害。成人期以降にも見られることはある。
②反芻性障害
相対的に男児に多い。哺育行動が正常に機能していた期間の後に、少なくとも1ヶ月間にわたって、食物の吐き戻し及び噛み直しの反芻行為が見られる障害。
③回避性・制限性食物摂取障害
『やせ願望・肥満恐怖』といった『ボディイメージの障害及びダイエット欲求』がないにも関わらず、摂食行動を過度に回避したり栄養価を制限したりする障害。自分自身でも、食べられない原因を言語化・客観視しづらい障害である。
2014年12月15日
摂食障害
③神経性無食欲症
極端に食欲が低下したり無くなったりする、あるいは著しい摂取カロリーの制限をする摂食障害で、過食と嘔吐(浄化行動)を伴うことが多い。一般的に『拒食症』と呼ばれることもあるが、『やせ願望・肥満恐怖』に基づく『ボディイメージの障害』が原因としてあることが多い。
④神経性大食症
極端に食欲が増加したり大量の食物摂取行動を制御できなくなったりする、あるいは『非機能的なダイエット行動(過剰な痩せたい欲求)とその失敗』によって過食と嘔吐を繰り返す摂食障害である。一般的に『過食症』と呼ばれることもあるが、『やせ願望・肥満恐怖』に基づく『ボディイメージの障害』が原因としてあり、『極端なカロリー制限の反動(リバウンド)』としてストレス解消的な過食行動に陥ってしまうこともある。
⑤むちゃ食い障害
肥満者に多い摂食障害で、過度のダイエットや食事制限をすることはなく、『食欲のコントロール困難』と『食べる量の多さ』が見られる障害。神経性大食症のように過食後の嘔吐(排出行動)は見られず、過度のダイエットや運動といった『代償行動』も見られないという特徴がある。気分障害(うつ病)や双極性障害、不安障害とオーバーラップ(重複)することが多く、『体重・体型に対する関心』はあるが具体的に過度なダイエットをすることは殆どないが、過去にダイエットの挫折経験を抱えていることが多い
2014年12月21日
摂食障害の精神病理現在の定説
摂食障害の精神病理現在の定説
親が期待したとうりに子を操作しようとして甘やかしたり、叱ったりする。
こういった子供の視線とそぐわない親の態度は子の客観性の発達を阻害すると言われる。
簡単に説明すれば以下の様である。
①子供は自身に内在すべき自己規範が持てなくなり親の顔色見て行動するようになる。
②自分の視点にそぐわない親に対して愛情を感じることは出来ずに、怯えることとなる。
③この親に対する認知パターンは、他の対人関係にも波及することとなる。