日記
2015年10月11日
鬱状態とRLS
鬱状態とRLS うつ状態とRLS うつ状態にRLSが生じ易く、元々存在するRLSは悪化し易い。 RLSにうつ状態を伴い易く、元々存在するうつ状態は悪化し易い。 抗うつ薬とRLS 抗うつ薬がRLSを悪化させるという報告が多いが、うつ状態とRLSを天秤に掛け、必要であれば積極的に抗うつ薬を使用すべきである。
2015年10月18日
アカシジアとRLS
アカシジアとRLS 抗精神病薬に伴うアカシジアが含まれる。 「アカシジアは落ちつきのなさが特徴であり,じっとしていることができない」と言われるが、RLS児童の授業中の落ち着きの無さを考えると、この特徴だけではRLSと鑑別は困難である。 アカシジアはに付随する「不快な異常感覚を伴わない」とされているが灼熱感、痛みを訴えることもあり、鑑別は困難である。 アカシジアはRLSの持つ「概日リズム(夜間に悪化)はない」とされているが、例えばRLS児童が授業中に(当然に昼間であり)落ち着かず授業に集中出来ないことは良く目にすることであり、根本的にRLSに厳密な概日リズムはない。やはり、鑑別は困難と言える。 アカシジアは症状部位が全身性であることを鑑別に挙げられることがあるが、RLSに於いては下肢だけでなく、上肢、体幹にも症状は出現し得る為、これも鑑別の根拠とならない。
2015年11月1日
アカシジアとRLS
アカシジアとRLS 抗精神病薬投与前にRLS,周期性四肢運動(periodic limb movements:PLM)の有無を確認することが先ず、必要である。 RLSの無い患者群に於いて、抗精神病薬投与後のアカシジアの発生は殆どなく、抗パーキンソン剤の併用は必要ない。 稀に、RLSの無い患者群に於いて、抗精神病薬投与後のアカシジアの発生はあるものの激しく症状が出現することは少なく、これが本来のアカシジアか或いはRLSの見落としか判別できない。 精神科医は抗精神病薬投与前にRLSを確認することはなく、アカシジアにかなりのRLSを混在させていることが予見される。 私見では、RLS患者に抗精神病薬、抗鬱薬等を処方した際にアカシジアが出現すると考えている。

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