日記
2016年3月27日
分離不安障害
分離不安障害
⑥統合失調症や双極性障害等の自明性や間主観性を障害される疾患は客観性を失い易くなる。対人関係に於いて客観性を失うことは、被害的思考を生じ易く、歪曲した対人関係に陥り易い。
結果として孤独感、疎外感に苛まれ易くなる。更に対人関係に対して消極的となり対人関係能力は低下する。
⑦また、客観性の障害によって対人関係だけに限らず、困難に直面した際に、対処能力が低下することは明らかで、社会生活能力等全般的に対処能力は障害される。
⑧つまり、統合失調症や双極性障害等の疾患では悪化時に、対人関係だけでなく、あらゆる場面で支障が生じる為、他人に対して依存せざるを得ない。この、依存が不可能となれば自己存在が危うくなり、分離不安障害を生じることとなるのである。
⑨この結果から逆に言えば、分離不安障害を生じる依存性人格障害や境界型人格障害もこのような疾患を発症している場合が多いと言える。
2016年4月3日
選択的緘黙
選択的緘黙
選択的緘黙
他の状況では話すことができるにもかかわらず,特定の話すことが期待される社会的状況(例、学校)では、一貫して話すことができない。
家族や親しい者とは、話せるが、それ以外の者とは、話せない。
「話しをする」能力はある程度可能だが、対人関係上に不安が強く話せないということ。
「話しをする」能力
①他者から話しかけられた言葉、話、その場の環境、相手の立場を考え最も客観性の高いと考える「内容、趣旨」を理解する。
②話の内容、環境に合わせて相手に共感したり、視線、表情、態度で適切に表現する。
③自分の意見、考えをまとめて、適切な形で自己主張する。
こういった作業が必要となる。
話を上手に行う為には様々な認知能力が必要となるが、選択的緘黙の場合には、上手にではなく単純な話をするという能力に欠ける場合や、極度の人間不信、人間恐怖を伴うことが多い。
2016年4月10日
社交不安障害
社交不安障害
①他人の注視を浴びうる社会的状況の1つ以上に対する顕著で恐怖や 恐怖。例えば、社会的交流(例、会話をする、よく知らない人たち と会う)、人に見られる(例、食べることや飲むこと)、そして他 者の前で何かをする(例、スピーチをする)が含まれる。
②その人が、否定的な評価を受けるような行動をとってしまうこと、 あるいは不安症状を呈してしまうこと(すなわち、恥をかかされた り恥ずかしい思いをしたりするようなこと;他者を拒絶したことに なってしまったり怒らせたりすることになるようなこと)を恐れる。