日記
2016年5月29日
パニック発作
パニック発作が繰り返し起こる。 初回は予期せずパニック発作が起き、徐々に予期不安や広場恐怖を伴うようになる。 パニック発作は強い恐怖または不快の突然の高まりで、数分以内にその頂点に達し、そのときには以下の症状の(動悸、発汗、息苦しさ、窒息感、胸痛、嘔気又は腹部不快感、眩暈やふらつきなど、冷感または熱感、異常感覚、現実感喪失、コントロールを失うことに対する、または気が狂うことに対する恐怖 の内4つ以上が生じる。 パニック発作は身体的変化を病的に捉え、身体的・精神的にコントロール不能となったり、或いはコントロール不能と錯覚する病気である。
2016年6月5日
パニック障害
パニック発作の症状 パニック発作は前触れなく突然訪れることが多い。 持続は1時間以内であることが多いが、何時間も続くこともある。 昼間よりも夜間が起こり易く、入眠前や中途覚醒時、朝覚醒時に起こり易い。 これらはいずれも安静時であり、子細な身体変化を敏感に捉え得る易い時間帯とも言え、その身体変化を病的に捉えやすい時間帯と言える。 又、子細な変化を敏感に感じやすい状況にもパニック発作は起こり易い。 例えば疲れ果てて体調が悪い時、鬱状態や他の精神疾患で不安が高まった時などである。 体調が良く、運動をして頻脈となった時にはその頻脈を動悸として捉えないが、体調が悪かったり、精神的変調で頻脈となった時には動悸として捉えることがあるのである。
2016年6月12日
パニック障害
初回のパニック発作は突然、何の前触れもなく起こる。 何回かパニック発作を繰り返しているうちに、その衝撃や意識を失うのではないか、死ぬのではないかという不安に対して対処出来ないであろう場面にやはり身体的変調を起こす。 これを著明な身体的異常として捉えてパニック発作を起こすという悪循環に迷入してしまうことになる。 これを広場恐怖という。 こうした、悪循環を伴った条件反射は時に、経験すればするほど反射を強化することもある。 このことは必ずしも、パニック発作に暴露を繰り返す認知行動療法が万能でないことを示唆する。特にパニック発作が重篤であればあるほどその危険性は増す。 つまり、薬物療法下でパニック発作を出来るだけ軽度にコントロールした上で、出来るだけ安全に暴露することが必要なのである。

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