日記
2016年7月9日
パニック発作に於ける過呼吸の原因
パニック発作に於ける過呼吸の原因
パニック発作に於ける過呼吸の原因は厳密には不明と言われる。
だが、強いて言えば、ストレスや不安、悲観的思考等が考えられる。但し、原因がなんであれ結果として鬱状態が悪化すれば、パニック発作は起こり易くなる。
敢えて仮説すれば
鬱状態になると、不安感、悲観的思考に呼応して上半身の筋肉を緊張させることがある。
このことによって、呼吸に関連する胸部の筋肉や横隔膜に余分な圧力をかけることとなる。 これが長引くと息切れ、胸の圧迫感を自覚、さらには窒息感が出現する。
結果、この、胸部圧迫感、窒息感を代償するべく、呼吸を深く、頻回に行う過呼吸となる。
又、運動することによって息が上がった際に呼吸困難感が出現し、これが過呼吸につながる場合もある。
2016年7月17日
パニック発作に於ける動悸の原因
パニック発作に於ける動悸の原因
ストレス、不安、悲観的思考により緊張して、交感神経が亢進、脈が速くなり、血圧も上昇する。
ストレスで血圧が上昇する事は良く知られており、高血圧の患者さんが安定薬を服用したり、併発している鬱状態が改善すると高血圧は改善することが多い。
また、鬱状態が悪化、緊張感が持続的に高くなると、全身の筋肉緊張亢進も持続。一日中軽度の運動を持続していることになり、結果頻脈となる。
2016年7月24日
パニック障害の治療法
精神療法
①運動療法
運動することにより身体能力を上げ、微細な身体変化への精神的余裕を高める。運動することにより、精神的ストレスの低減を図る。
②リラクゼーション法等
呼吸法、 リラクゼーション法、ヨガ、音楽を聴いたりしてリラックスすることは不安症状を減少させる。
③暴露法
不安を考える時間、場所を少しでもコントロールしてみる(エクスポージャー)。
④認知行動療法
慌てずにパニック発作の結果としての最悪の事態を客観的に検証し、持続が凡そ30分程度で収束することや、決して「死ぬ」ことはないことを自覚する。