日記
2016年9月11日
PTSDの診断(特定条項)
PTSDの診断(特定条項) 【解離性の症状を伴うもの 】 心的外傷後ストレス障害の基準に合致しそれに加えてストレス対象への反応として、持続的または反復的に以下のどちらかの症状かを経験するもの。 ①離人 あたかも自己の精神か身体から離れているように、外から傍観しているように感じられる持続的または反復的な体験 ②現実感の喪失 周囲が非現実のように感じる持続的または反復的な体験 当然①と②が共存することが考えられる。
2016年9月17日
PTSDの診断 IES-R(改訂出来事インパクト尺度)
PTSDの診断 IES-R(改訂出来事インパクト尺度) a.どんなきっかけでも、そのことを思い出すと、そのときの気持ちがぶり返してくる b.睡眠の途中で目が覚めてしまう c.別のことをしていても、そのことが頭から離れない d.イライラして、怒りっぽくなっている e.そのことについて考えたり思い出すときは、なんとか気を落ち着かせるようにしている f.考えるつもりはないのに、そのことを考えてしまうことがある g.そのことは、実際には起きなかったとか、現実のことではなかったような気がする h.そのことを思い出させるものには近寄らない i.そのときの場面が、いきなり頭に浮かんでくる j.神経が敏感になっていて、ちょっとしたことで、どきっとしてしまう k.そのことは考えないようにしている
2016年9月25日
IES-Rによる評価
IES-Rによる評価 全ての項目について[0全くなし 1少し 2中くらい 3かなり 4非常に]の4段階で点数化し、全体ないし下位尺度ごとの得点(ないし平均得点)とする。 原著者による下位尺度構成は次のとおりである。 ①侵入症状(8項目): 1, 2, 3, 6, 9, 14, 16, 20 外傷体験を繰り返し思い出すこと。これによって当時の出来事について考えざるをえなくなり、再び同じことが起こった場合には、前よりうまく対処できるように備えられる。 ②回避症状(8項目): 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 22 回避や精神的麻痺よってフラッシュバックが起きる回数を、なんとか我慢できる程度に減らすことができる。 ③過覚醒症状(6項目): 4, 10, 15, 18, 19, 21 再び危険な状況に陥ってもすぐに対応できるよう身構えている状態。地震の際などに、2度目、3度目の揺れを予期して、生存者が常に身構えているような状況なのである。過覚醒は、災害や危機的状況のあとに必要な作業をこなすため活力を与えてくれるものでもある。 ※カットオフ ― 合計得点24 / 25    

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