日記
2013年7月7日
アスペルガー症候群
アスペルガー症候群の特性 【1】コミニュケーションの特性 長所; ①素直で正直、思った通りのことを口にする。 ②興味のあることはどんどん発言する。 ③独特の感じ方をする。人にはない感性を持っている。 短所; ①言葉を文字通りに理解する。たとえ話を本気にする。 ②人の話を聞けない。聞いて理解するのが苦手。 ③表情や身振りに鈍感、他人の意図を読み取れない。 【2】社会的特性 長所; ①自由に発想できる、天真爛漫な生き方をしている。 ②行動力がある、やりたいことに向かって一直線。 ③人に流されない、一人でも怖がらずに行動できる。 短所; ①友達が出来ない、それを寂しいとも思わない。 ②人に共感しない、人の気持ちに興味が持てない。 ③社会常識やマナーが身につかない。 【3】想像力の特性 長所; ①一定の作業を正確に緻密にこなせる。 ②好きなことは、優れた集中力を発揮する。 ③反復作業や単純作業をいとわない。 短所; ①興味の偏りが強く、頑固な面がある。 ②臨機応変な対応が出来ない。予定どうりを好む。 ③決まりを、守りたがる、融通が効かない。
2013年7月15日
陰性解離症状と陽性解離症状、疎隔と区画化
陰性解離症状と陽性解離症状 心的ストレスが過剰であると陰性解離症状(精神及び身体)、陽性解離症状(精神及び身体)が出現する。 ①陰性解離症状は心的ストレス体験に対して回避的、逃避的であり、麻痺的(記憶喪失、感覚喪失、脱力、発語不能等)でもある。 ②陽性解離症状は侵入症状或いは代理症状(幻覚、チック等)である。 離隔と区画化 離隔とは、身体・自己・外界が分離する感覚という意識変容であり、「夢の中にいるようだ」「呆っとする」等と表現されることがある。 ①分離されるものが体である場合は「自分の体が自分のものではない」という感じであり、もっとも顕著なのは体外離脱体験である。 ②分離されるものが自分である場合には「自分がしていることに、自分がしているという感じがしない」「自分を他人を見るように観察している」という離人症がある。 ③分離されるものが外界である場合は「ものを見ていてもそれがそこにあるという感じがしない」「風景がよそよそしい」「自分と周囲が見えない膜で隔てられているようだ」という疎隔(現実感喪失)が生じる。 区画化とは通常ならば参照可能な情報を意識の上らせることが出来なくなり、そのために随意的な行動を制御できなくなることと定義される。 健忘や催眠現象、遁走、人格交代現象、転換症状が含まれる。
2013年7月21日
アスペルガー症候群患者の対応法
一人で動ける行動力を活かす。 ①自分に出来ることを理解する。 ②普通を目指すのを止めるのと楽になる。 ③社交が苦手だということを自覚した上で、会話や交渉は、人に任せ、自分は自分に出来ることをしようとする。 ④規則正しい行動を仕事につなげる。 ⑤失言を恐れず、正直に尋ねる。 ⑥得意なもの不得意なものをリストアップして得意な作業を活かす仕事を考える。 ルールやマナーをマニュアルで学ぶ。 ①不安があれば、事前に質問し準備を行う。 ②出来なければ失礼のないように断る。返事の仕方を覚えておく。但し出来る範囲内で記憶することで十分。 ③覚えたことが全てではない。規則が崩れても混乱しないよう、気持ちの準備をする。 嘘をつけない素直さを大切に。 ①自分を無理に変えない。 ②素直で正直、嘘をつかない、真面目で決まりを守る、優れた力を持つが、態度は謙虚な特性を大切にする。 ③孤立を防ぐために話し合いの機会を持つ。会うことが苦痛にならないように、出来る範囲内で行う。

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