日記
2017年3月19日
音声チックの精神病理
音声チックの精神病理 根本的には、特に意味の無い言葉や単語を繰り返すことである。 これには ①不安(①-1;具体的な不安が存在する場合、①-2;具体的な不安が存在しない或いは、不安がその対象である事柄に相応以上のもの)が基礎にあり繰り返す場合。 ②大きな不安があるわけではないが、ストレス発散の為に行う場合。、 ③様々な原因で衝動性が高く、衝動的に行う場合。 ④思路に障害があり、「保続(思考が渋滞し前に進まない)」として出現する場合。 ①-2、④等の場合には、統合失調症、双極性障害のような精神疾患が基礎にあることになる。 幻聴や妄想、妄想着想等に関連する言葉が繰り返されることもある。
2017年3月26日
音声チックの精神病理
音声チックの精神病理 例えば音楽のフレーズを頭の中でリフレインして言葉として発語を繰り返す場合 1)その音楽自体が気持ちよく、敢えて自分の頭の中でリフレインさせている場合(正常範囲) 2)その音楽が長時間に渡ったり、優先するべき思考を阻害してしまう程持続する場合(異常) 3)頭の中でリフレインするだけでなく、その音楽の発生を抑制しようとしても、容易には止まらない場合(異常) 2)3)は思路障害、自我意識障害とも言える。
2017年4月1日
チック症候群と双極性障害
チック症候群と双極性障害 ①トゥレット障害を有する小児、青年、および成人の研究グループの間で双極性障害を発症すると推定されるリスクは、偶然予想されるレベルより4倍以上高かった。 ②トゥーレット障害と双極性障害の合併症は、2つの障害の偶然の同時発生によるものではないようである。  ③トゥーレットの障害は基底核神経経路の病的決定因子を持つ双極性障害の様な精神疾患に合併する可能性がある。 ④重篤な発達障害の存在は、トゥレット症候群および双極性障害の合併症をさらに高める可能性がある。

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