日記
2017年11月12日
登校拒否とは
登校拒否とは(定義) ①児童・生徒に見られる心因性障害であり、学校に対する非合理的不安・恐怖を抱き、長期(30日以上)持続的に登校していない状況。 *統合失調症をこの原因から排除して、発達障害はこの原因に入れるという意見もあるが、統合失調症の定義を如何にするべきかという精神病診断全般にわたる問題に帰結する。 私見では、全ての精神的疾患を排除すべきでないと考える。
2017年11月19日
不登校のパターン
不登校のパターン ①無気力型:就学の意欲に欠ける場合だが、何の原因もなく就学の意欲に欠けてくるはずはなく何らかの精神疾患や環境要因があるはずである。 ②遊び・非行型:遊びや非行で登校しないパターンだが、環境要因が大きいと考えられる。 ③人間関係型:虐待、いじめ等対人関係の悪化が要因の場合だが、実際の対人関係が不登校の因果関係として相当でない場合も多いのではないかと考えられる。 ④複合型:複合的な原因の場合だが、これが一般的と考えられる為、原因を詳細に特定し解消してゆく必要性がある。 ⑤その他 *精神疾患が基礎として関わっている場合も多く、不登校のみでなく、対人恐怖、被害妄想、被害関係念慮、注察妄想を伴うことが多い。
2017年11月26日
不登校の原因
不登校の原因 ①分離不安説 母子の分離不安によって、学校に行けない ②自己像説 親の過保護により肥大しすぎた自己は自己愛的で周囲(学校等)より受け入れられることが出来ない。この為、親のもとで引き篭もる。 ③場面逃避説 学校でのストレスを回避する為に安易に登校を回避する。 ④抑鬱不安説と 母子関係が退行的共依存にあり、母親の抑鬱・不安傾向が子供に影響し,子供も抑鬱・不安傾向となる。こうなると人格的成熟を阻害された子供は学校という社会環境に適応出来ずに不登校となる。 ⑤心理的独立挫折説 不完全な自我意識と独立志向との葛藤による挫折。 ⑥アピール説 他人からの注目を過剰に周囲に期待する。 これらは、発達課題、環境適応に問題があるという基本理念が根底にあると考えられるが、精神疾患を見逃している可能債が高いことを自戒しなければいけない。

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