日記
2018年6月10日
精神的悪循環サーキット
状況に対する悲観的過大評価があり、
「うつ状態は治らない、更に悪くなる一方だ。」「光が見えない、どうしてよいのか分からない。」という破滅的精神状態に陥る。
「もう全ては終わりだ、自分は大きく周囲に迷惑をかけてきた」(拡大解釈)「家族や周囲も不幸になる」(過度の一般化」。
こういった自己対処能力低下(認知の歪、狭小化)がうつ状態を出口のない泥沼に誘導(悲観的思考が更なる悲観的思考を誘導する)する。
「どうにかこの悪い状態を脱したい、何とかしよう。」⇔「体も頭も動かない、もうどうしようもない。」肯定的思考と悲観的思考を絶え間なく、出口なく、四六時中揺れ動く。
2018年6月17日
精神症状⇔身体症状悪循環サーキット
悲観的思考、不安、焦燥感が高まり緊張感が一日を通して亢進する(夜間でも緊張する為不眠、歯を食いしばり顎関節症が悪化、筋緊張性の頭痛等が生じる)。
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緊張感の亢進が持続するとエネルギーの消費、体温の上昇、倦怠感、食欲低下、嘔吐、下痢等の症状が生じる。
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上記の身体症状が更に、悲観的思考、不安、焦燥感を亢進させる。
2018年6月24日
不登校悪化のサーキット
【1】精神的悪化のサーキット
①契機が何かにも左右されるが、結果として起こってしまった「不登校」は周囲の目が自分に否定的に感じられるようになる。
①-1最も気になるものは学友の目であり、自分の評価を「怠けている・学校をサボっている」「やる気がない」というように劣等感を強く感じてしまう。
①-2教師からの目が気になるようになる。教師は学校で自分を「評価」し「指導」を行う存在である。不登校は周囲の学友と比較して「劣っている」「ダメな生徒である」と評価され、努力するように厳しく「指導される」のではないかと恐れる。
①-3家族からも、最も気持ちを理解してくれるはずの存在であるはずが、「怠けている」「根性がないだけ」「努力が足りないだけ」等のように自分を理解してくれないだろうと考える。
①-4登校して勉強するチャンスを失い、家でも集中力・意欲が低下する為勉強が遅れるが、この遅れは「厳然とした遅れ」である。「遅れ」はどう考え直しても否定できない事実であって、自己否定的思考は確実に強化される。
②不登校が持続すればするほど、周囲に対する否定的思考は孤独感を呼ぶだけでなく、周囲が考えているとうりに「自分はダメで努力出来ない」存在であると確信してしまう。つまり自己否定的思考を強化する自己否定的悪循環サーキットに入る。